回転式ビンレベラー
R7形

主な用途

プラスチック合理化機器や穀物処理機械などに最適。

超小型モーターを採用し、主要部品も樹脂成形品で設計されていますので、小形で軽量です。

カバーをはずしてスプリングの位置を変えるだけで最適なトルク調整が行えます。

特に耐久性に優れたマグネット式スリップ機構を採用しているため感知羽根に無理な力が加わってもモーターが破損することはありません。

ホッパーに本体を取付たまま内部機構部を簡単に取り外すことができ、保守点検が容易に行えます。

回転式レベルスイッチは、ホッパー内に挿入されたパドルがゆっくり回転運動をしながら粉体の有無を検出する方式の粉体用レベルスイッチです。

モーターにスリップ機構を介して連結されたスピンドルおよびパドルが、モーターの回転により低速度で回転運動を行います。

パドル周囲の粉粒体によりパドルの回転が妨げられ、モーター本体がスピンドル軸を中心に自転し、モーターに取り付けられたピンにより信号用マイクロスイッチがON、モーター用マイクロスイッチをOFFさせ、外部に信号を出すと共にモーターの回転を停止させます。

粉粒体を検出して停止した状態から粉粒体がなくなると、スプリングの力によりモーターに取り付けられたピンの位置がもとの状態に戻り、マイクロスイッチを復帰させモーターが動作し、パドルが再び回転運動を始めます。

流下現象などによりパドルに無理な力が加わり、スピンドルが強制回転してもモーター軸とスピンドル連結部のスリップ機構により、スピンドルの強制回転がスリップし、強制回転力はモーター軸には伝わらず、モーター破損の保護をします。