ミリ波レーダー式レベル計
SLR500シリーズ
- 新製品
- レベル計
- ミリ波レーダー式/マイクロウェーブ式
主な用途
パフォーマンスをレベルアップ!
業界で初めてレベル測定用にミリ波レーダー(79GHz)を採用後
10年を超える実績が証明する高度なミリ波レーダー式レベル計
主な特長
高度な波形処理技術
高度なエコー処理により比類のないパフォーマンスを実現するプロセスインテリジェンスは、100万台以上のアプリケーション事例に基づく波形処理技術によって、計測面を的確に検出します。
・TVT(自動判別閾値曲線)
レベル計が検出した反射波に適応した閾値線を引く
・アルゴリズム機能
閾値線を越えた反射波に対して正しい判別を行う
高精度1mm
(計測距離0.25~30mまで、計測基準位置より0.25m未満±10mm/ただし、計測基準位置からアンテナ選択を除く、30m~120mは±5mm)
±1mmの精度で正確なレベル測定、プロセス制御の改善、またはプロセスアプリケーションにおける品質管理の向上を実現
狭いビーム角(SLR530形フランジサイズ50A以上、SLR550形、SLR580形)
≧3°のビーム角により、障害物があるタンクへの設置が可能。
小口径のレンズアンテナ(SLR510形)
据付場所の確保が困難な小型タンクにも設置可能。
エアパージノズルを標準搭載(SLR580形)
360°全角度からエアパージできるパージ機構を搭載。発信面への付着を防止します。
簡単セットアップ
タンク上部などの危険作業を回避
タンクの下からいつでもレベル値や計測状況の確認が可能
Bluetoothを使用した初期調整
日本電波法適合品
特定小電力無線局 工事設計認証取得 (認証番号:203JN1386)
動作原理
ミリ波レーダー式レベル計は、周波数が一定の時間に対して連続的に変化するミリ波レーダーを計測物に向けて送信します。
ある時間(t1)にある周波数(f1)で送信されたミリ波レーダー信号は、測定物で反射して帰ってくるまでに要した時間Δt(t2-t1)後には、送信信号の周波数f2 に変化しています。
この時の送信信号と受信信号の周波数差Δf が距離Dに比例しています。
したがって Δt=2×D / C (C:ミリ波レーダーの速度) から距離D を求めることができます。
この方式は連続周波数変調方式(FMCW)と呼ばれています。